キャラクターで描く千住イラスト展(2019)

【会期】
2018年3月21日~3月24日
【時間】
12:00~18:00
  • 21日18時~ オープニング懇親会
  • 23日17時~ @refeia先生他による作品解説・BoF会
    • (BoFとは:興味を持つ人達同士による自由な勉強会)
  • 24日18時~ クロージング会
【費用】
無料
【会場】
おじゃら画廊 / Ojara Art Gallary(北千住駅から徒歩3~5分
【主催】
千住コンテンツ文化研究会
【趣旨】
「キャラ絵を描くことって一体どんな意味があるのか」。純粋に絵を描く楽しさや仕事として描くことの義務感から離れた時、絵を描く人達は皆ふとそういう自問をせずにはいられません。それは本会の原点です。
私はその答えの一つは、「自分がその場所にいること」を観る人へ伝えるためではないか考えます。旅行で行った土地、おいしいものを食べた場所、自分が住んでいる街、そういう自分の日常を伝えるために、体験を伝えるために、キャラクター表現は存在出来るのではないかと。
作家が描くキャラクター達は、みな作家自身の分身としての側面を多かれ少なかれ持っていることに異論のある人は少ないでしょう。映画やTVを見る大勢の人達がそこに登場するタレントや役者達に自己を投影しセレブの行動様式を模倣して世界と関わってきたように、我々は自分の描くキャラクターを通して世界を見つめ、社会とつながることが出来るのではないか。そんなことを考えるわけです。
本会は、「どうやってキャラクターを使いながら場所・土地・モノ・コトを描いていくか」というテーマを考えてきました。絵画と写真の関係は2年間続く大きな研究テーマになりました。写真家やイラストレーターやマンガ家など大勢の方と共に考えてきました。
本展示ではフェルメールやアングルなどといった画家たちの、200年以上前から続く絵と写真の付き合いを振り返り、写真を使えなかった江戸時代の日本の絵師達の工夫も考察します。そして、現在においてキャラクターで街を描く・場所を描くという実践としてどういう技法があるか、作家としてについて何が出来るか、マンガやイラストやフィギュア、インタラクティブアートなどを通して考える、作品展示と研究発表の2つの性格を併せ持つ展示になります。
絵を描いている方のみならず、ファン、研究者、旅行好きな皆様などの幅広い方の参加をお待ちしております。